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2008年2月 6日 (水)

ボトムズを作ったあの方の実物大「鉄人28号」制作中止に…(悲)

久し振りにブログチェックしてアクセス解析を見ていたら、前に載せた「なんでもつくるよ」のkogoroさんが鉄で作る実物大の鉄人28号の記事のアクセスが急に伸びてたので、ひょっとしたら制作記事の更新があったのかなと思い、久し振りにサイトを覗きにいきました。

前に見に行ったときはこんな感じだったので

Tetujin28_2_2  今度はどこまで出来たのかな~と凄~く楽しみにアクセス。しばらく鉄人の記事なかったしなー。


早速ワクワクした気分で読み始めると、あれ…? え? 何?

なんとこの鉄人の制作を中止するという内容でした…。(詳しくはこちら

要するに「大人の事情」という横槍で、kogoroさんの制作は中止させられた模様ですね。スコープドッグのときと違い、JFEという大手鉄鋼会社の粋な計らいで始まり、版権元に承諾も貰い、心勇んで作りはじめ、皆もその進捗状況を楽しみにしてたのに、ひどく残念でなりません。とても悔しいです…。ご本人が一番悔しいでしょうけど。

kogoroさん自身のコメントが物凄く大人な対応で立派に思えます。




「作る人は作る事だけをがんばってやってるハズ。そういう意味でも、出来上がるのを楽しみにしているので、神戸を悪く言うのは、、、無しにしてくれるととても嬉しいです。」

「ほんと。俺こういうの苦手なんだ、、、やっぱり、楽しいもの作りが一番だと思うところ。楽しくやりましょ。」

「半年後、突然なにかが変わった。「鉄人は二体あったらこまる」 その後の半年は本当に色々あった。要するに、大人の事情ってやつで。あまりに理不尽な事ばかりだから、いっそ全部事実をブログに書いちまおうか、、、そんな邪心もチラリ。でも、自分の活動も、サイトもブログも"もの作りは楽しい!"って所が本筋なので喧嘩もドロドロもやっぱり嫌だ。そしてなによりも、JFEの粋な計らいで一緒に考えてきた事が汚れてしまうのはもっと嫌だ。」

「用事のついでに、おチビの通う保育園を覗いてみた。フェンス越しにチビを見つけて声をかけると、男の子がスタスタっとこっちにきて、、、"このお父さんロボットとか作ってんだぜ、俺すぐ分ったよ!"って言われた。全然知らない子だったので、ちょっと焦りつつも、、"おぅ、今度見に来いよ!"とか言って。

こんなヤツラに"スゲーだろ、物作るの面白いぞ~"って言いたかったんだよなぁ、、としみじみ。途端に、この鉄人を喧嘩して作って、胸張ってスゲーだろ?って言えるのか?と。

やっぱり、それなりの思いで始めた事だから、思いのほか止めるという決断は大変だった。でも、作家としても、楽しくないもの作りはしちゃいけない。だから、サイトやブログを見てくれた人には本当にごめん。鉄人作るのやめた。

そして、もう彼らと一生関わりを持ちたくないので、以前に出した鉄人の画像も、現状の鉄人も出すのをやめる。そうしないと、鉄人28号自体を嫌いになってしまいそう。」

物凄く悔しいのが分かる。でもそこはぐっと抑えて大人として発言してる。偉いよ。子供や皆に物づくりの楽しさだけを伝えたいから、そんな大人のドロドロは見せない。切り捨てる。自分が我慢する。俺より少し年下なんだけど、そんなkogoroさんのやり方凄く素直に尊敬できた。これからも、もっともっと頑張って欲しい。(高炉も残ってるし)

でもちょっとだけ言いたい。(kogoroさん自身が我慢してんのにね)



今回の件、要はKOBE鉄人PROJECTという活動グループからの「鉄人は2体あったら困る」という横槍が入った可能性を考えてます。kogoroさん自身は神戸から横槍があったとは思ってないと書いてますけど。下記がそのPROJECTの概要。

数多くの名作を生み出された横山光輝先生の偉業をたたえ、先生のご出身地である神戸にモニュメントや記念館を設立するという「KOBE鉄人PROJECT」がスタートしました。プロジェクトのスタートは、「鉄人28号特別展」の開催です。また、特別展の開催を皮切りに、先生のファンはもちろんの事、神戸復興への想いを強くお持ちいただいている皆様から広く寄付を募り、その募金を基にJRJR新長田駅南若松公園に「鉄人28号18mのモニュメント」を創り上げることで、大きな話題と街の元気を発信します。そして、プロジェクトの最終目標は、横山先生の作品の素晴らしさをより永続的にアピールする、神戸の新たな文化・観光施設「横山光輝記念館」をオープンする事です。


kogoroさん詳細は書いてませんが、このkogoro版鉄人の制作についてのネット配信をやめないと訴えるとまでいわれたらしい。版元の承諾も取り、JFEという企業とスクラムを組み、もう制作にとりかかっていたのに。

この神戸版は当初から銅像モニュメントという企画で進んでいたのですが、それを了承したうえで鉄オブジェを作り始めたら、いつのまにか材質がkogoro版と同じ特殊鋼に切り替わり、大きさも倍近いサイズに変更…。そして2体あってはこちらが困るから作るな、言うことを聞かなければ訴える…。

穿った見方をして申し訳ないですが、鉄製の実物大スコープドッグを作り、ネットで大人気になり、製作過程を紹介したブログも出版され、実物展示でも多大な動員に成功したkogoroさんの作る鉄人の方ばかりが話題に取り上げられて、自分たちの鉄人が注目されないと危惧した「どなたか」の思惑が絡んでいませんか?

モニュメント制作の寄付金集めと、横山光輝記念館なる「箱モノ」建設にまつわる様々な利権やメンツが蠢いていませんか?

寄付金を集めて(多分行政も絡んでいる気がするが)工場で作りあげる鉄人と、個人が自分の手でトンカントンカン叩いて作っていく鉄人。なぜこの2つが両立できないのでしょう。神戸の鉄人を否定するつもりは毛頭ありません。神戸復興のシンボルにもなり得るでしょうし、楽しみにしてる方も大勢いらっしゃると思います。

ただ、kogoroさんの鉄人を楽しみにしてた人たちも大勢いることは事実です。自分たちの思惑にとって邪魔だから排除してしまえ、というやり方にはとても共感できません。勝手に作った訳ではなく、くどいようですが版元の了承は貰っていたのですから。

原作者ご本人がもし生きていらっしゃったら、こんなやり方は多分無かったのではないでしょうか。原作の権益に絡み付いている「大人」たちのドロドロした思惑そのものを鉄人にぶち壊して欲しいと感じた夜でした。ちょっと憤りのあまり長文になりすみません。



俺が怒ることではないのかもしれませんが、理不尽なやり方には断固NOといいたいです。汚いものを夢にぶつけないで欲しい。kogoroさんに比べ大人に成りきれてない私でした…。

ただ、後から気になったことがひとつ。版権を管理している光プロの名がkogoro氏のブログには一切登場してこない…。「版元」とそっけない書き方で終わり必要以上に触れようとしていない。

これはひょっとして…。



追記その1:という事で、この件についてはもうひとつブログを書きました。補足的な内容になってます。よろしければこちらもご覧下さい。

Img_20081110t104331937

追記その2:約1年後に公開されていた鉄人の後ろ姿(泣)…錆び具合が実にいい。ほんと勿体無い…。

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コメント

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投稿: usb cd burner | 2011年2月11日 (金) 22:18

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