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2009年8月27日 (木)

侍戦隊シンケンジャーにハマってます。

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地元ヒーロー、超耕21ガッターのステージショウを子供に見せてからヒーロー熱が上がり、次に見せた競馬場でのシンケンジャーショウで完全にうちのチビのチャンバラ熱に火が付きました。元々はWii sports resortのチャンバラゲームが発火点なんですが。

それで放送を録画して子供と一緒に夫婦で観始めたのですが、最初の「子供騙し感」を乗り越えたら急激に面白く感じはじめちゃいました。最初、本屋の絵本コーナーで見かけたときは、「何これ?マスクが漢字なの(笑)」という程度の印象しかなかったのですが、陳腐な部分をベースにしながらも、逆にそれを利用したりして途轍もなく面白いドラマ作ってますよこれ。

何だか子供の頃に見た「超神ビビューン」とダブりました。当時地元ではまだ放送されておらず、ネット局の夏休み特番で登場したそのヒーロー達の名前(ビビューン、バシャーン、ズシーン)を見た瞬間に子供ながら「馬鹿にしてんのかよ?」という腰砕け感があったのですが、いざ放送が始まったらまるでそんなのが気にならなくなったあの感じ。

陳腐な設定が真剣に、大真面目にドラマとして語られ始めると、その演出の妙意に魅せられてしまい、その陳腐さすら格好よく思えてしまうというこのトリック。観てない方は分からんと思いますが、彼等は「モヂカラ」という一種「言霊」に似た文字の力を以って変身するヒーローです。「ショドウフォン」という携帯電話型の特殊な筆で空中にそれぞれを象徴する文字を描き、そのパワーでシンケンジャーに変身する訳です。

「モヂカラというパワーが存在する」と云う設定さえ飲み込んでしまえば、逆に「その世界内でのリアルさ」を表現することにより、ドキドキするような高揚感を与えてくれます。この変身シーンはとてもよく出来た演出で見ていて生理的に気持ちがよいです。最後、顔に貼り付いてマスク化するという流れも感覚的に納得できます。子供からしても分かり易い。私が気に入ったのは、変身を解除するときの演出。毎回出てくる訳ではないんですが、解除して普段の姿に戻るときに今迄身体を覆っていたスーツの物質化現象が解けて、元の文字に戻っていく様子が表現されてます。湯気のように身体全体から小さな文字、例えば「火」が大量に立ち昇って消えていく訳です。これはイイ!陳腐な部分をリアルに表現することで説得力が増加される。

敵は三途の川の住人である「外道衆」なんですが、生前悪事を為した人間が地獄に落ちて化け物になった集団のようで(個人的な推測と絵本からの情報)、江戸時代からこの集団とシンケンジャーの戦いは続いております。そう、今のシンケンジャーで18代目なんです。過去のシーンもちらりと出てましたが、昔はショドウフォンではなく高名な名僧があつらえた霊験あらたかな筆などで変身してたのかなぁとか想像を膨らませてみたり。(TVでは現代と同じ道具でしたけどw)

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これがそのショドウフォン。




敵の話が出ましたが、一癖ある幹部が二人いて今後の展開が楽しみです。一人は「薄皮太夫」。生前、吉原の花魁を生業とし、身請けしてくれる若旦那がいたらしいのですが、その男が自分を捨て別な女と祝言をあげることを知った怒りと嫉妬と恨みで、祝言会場に乗り込み屋敷に火を放ち自分もろとも全員を焼き殺してしまった業深い女です。

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手にもつ三味線は愛する男の魂が姿を変えたもの。死の間際ですら自分ではなく結ばれる筈だった女性の生死を気遣う男の心に対しての血の涙を流すほどの哀しみ、あの世でも決して一緒にはさせないという狂った想いから魂を抱いて共に地獄に引きずり込み三味線に姿を変え肌身離さず持っているという設定です。だからこの三味線は傷付けられれば血を流すし、魂になってもなお恋しい女と引き離された怨嗟の声を上げています。

この話を見たときの印象。「おい、これ子供番組だろ?」かなり凄い設定です。外道衆の首領である血祭ドウコクはこの太夫がお気に入りで、酒と太夫の三味線が唯一の慰めになっているようです。子供番組なのでそれ以上の描写はないですが、太夫、ドウコクの情婦ですね絶対。この外道衆も「悪の組織」というよりは、死んで地獄に落ちた連中が集った山賊のような集団。だから気に入らない部下がいれば何の躊躇もなくこの首領は部下を殺します。酒を飲みながら。ちょっとハード。



もう一人気になるのが、こちらの腑破十臓。彼も江戸時代に生きていた人間らしいのですが、肺病を病みながらも人間を斬る感触に溺れ続けた人斬り。人間を斬ること、強い相手と戦うことのみに憑りつかれた業深き者。

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変身後の姿はそれほどではないのですが、この役者さんがまた渋くて格好良い。女性ファンがなかりいるようにお見受けします。強き侍と相対することにのみ主眼を置いているので、目下の目標はシンケンレッド。自分とレッドの戦いを邪魔するものは同じ外道衆であろうとも容赦なく斬り捨てます。組織においても風来坊のような存在。昔のハカイダーみたいな感じか。

そして私が見始めた頃にはもう登場していた6人目のシンケンジャー、シンケンゴールド。殿であるシンケンレッドが幼少の頃、近所に住んでいた寿司屋の幼馴染。夜逃げで引っ越す際に殿から友情の証に貰った折神(秘伝ディスクだったか?)を自分で解析し、変身原理を発見。モヂカラの無い彼はメール入力のように電子モヂカラを発動させスシチェンジャーで変身するようです。

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このスシチェンジャーが秀逸ですなw 皆の変身時の掛け声は「一筆奏上!」ですが、彼だけ「一貫献上!」だし(笑)変身前は屋台の寿司屋さん。腕前はかなりのものらしく、人間の姿のときの腑破十臓も褒めてました。ただ何で寿司屋でゴールドで光なのかなーと思ったのですが、彼だけ全身が均一の色ではなく青が混ざっている。青?光?青魚で光りモノということかい!(笑)腰につけた剣もサカナマルという居合い用の魚型の剣だし。割箸の袋を手裏剣のように投げるしwww ムードメーカーでお笑い担当ながらもその居合いの腕は他のシンケンジャーを寄せつけないといった処もちょっと好きです。しかしこの人だけまた一人別なロボットをもってきてますが、それも個人で開発したんでしょうか。すげえエンジニア。寿司屋にしとくにゃ勿体無い。電子モヂカラで作ったのかな??

しかし、ゴールド登場&変身の際の周囲の反応が面白過ぎ。

「スシチェンジャー!寿司ディスク(SE:イラッシャ~イ)

「一貫献上!」→シンケンゴールドに変身

「俺が6人目のシンケンジャー、シンケンゴールドだ!」

みんな唖然…。

「ピカピカやし…」 (ことは)

「殿!私不勉強で6人目がいるとは知らず…!」 (流ノ介)

「俺だって知るか!何だあれは!」 (殿もびっくり)

「聞いてないぞ!シンケンジャーに6人目とは!」(アヤカシもびっくり)

「俺らだって聞いてないぞ!」(千明)

なにこのショートコント(笑)

※ちなみにモヂカラを使えば、「馬」と書けば馬が出てきますし、「大」と書けば小さな折神を巨大化させることも出来るんです。

いや~、面白くてなんか筆が止まりません。イエローの子がまだ若干16歳でその京都弁がとても可愛いとか、ピンクのツンデレっ振りが凄まじいとか、主役の殿はこれが役者デビュー作だとか、書く事まだまだ一杯ありますよ。とにかく脚本と演出の方に非常に敬意を払う気になった子供番組です。見始めるとはまりますから一度ごらんになってみてください。

それとネットでみかけたシンケンジャー弁当。ゴールドが多いのは玉子焼きを流用しやすいからでしょうか(笑)

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