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2011年6月10日 (金)

ジョジョの奇妙なパクリ問題

また更新に間が開きました。

どーも、ある程度まとまった時間が取れないとなかなか記事も書けませんし(私は遅いし長いので1記事あたり1時間以上はかかっちゃいます)、震災以後なかなかそんなのんびりした気分にならない、と云うのもあるかもしれません。

幾つか下書きは書いてたりしたのですが、結局まとまりきる前に旬が過ぎちゃったりして「お蔵入り」になったりとか。使える時間は夕方の休憩時間と深夜だけなんですが、夕方はもう子供がべったりで…。そして夜は夜ですぐに眠くなるのです。既にこの4月から子供も保育園に通い出し、起床時間が1時間以上早くなっていたりもして。

それでもこうして時間が取れるときに、少しずつでも書き足していこうと思ってますので、よろしくお願いします。

さて、先日偶然みかけたこの記事。

ジョジョの奇妙な冒険パクリテンプレ

ジョジョは1987年から第1部の連載が開始され、この6月からは第8部が連載(ジョジョリオン)されると云う既に20年以上続いている大河漫画で、コアなファンだけでなく一般のファンまで取り込んだ大人気漫画シリーズである事は皆さんご存知だと思います。2006年には文化庁の「日本のメディア芸術100選」で漫画部門の2位に選出されたりとかも。

その荒木飛呂彦の代表作である「ジョジョの奇妙な冒険」において他の作品からのパクリと思われる構図やポーズ、展開が山ほどあると糾弾しているのが上記のサイトなのです。数年前のものらしいですが。

例えばこんなのとか。

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私は基本的にジョジョファンなので援護の論調でこのブログを書いてみます。

このサイトを見ると、確かにファッション雑誌やイラストなどからのポージングの流用(あえて盗用とは書きません:後述)があるわあるわ。

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よく元ネタを見つけてくるよなぁとある意味凄く感心。可愛さ余って憎さ百倍なのか?

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確かにこの辺の写真を見ると、構図やポージングを作品に取り込んでいるのは確実です。そこには全く異論ないです。逆に探し出してきたその努力に頭が下がります。

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ただ、ここで一点気になる事があるのです。上記サイトの方は「トレースでなくても人物の顔や背景、服を変えても構図が同じならトレースと同じ著作権侵害」と書いてますが、私の記憶ではそこはちょっと違う気がするのです。

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まあここまで露骨なら叩きたくなる気持ちは確かに分からんでもないのですが…。

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しかし、構図の借用ってのは著作権においては結構難しい判断の様な気がします。写真をそのまんまイラストとして複写するのは無論著作権の侵害に当たりますが、このように構図のみ参考にした場合ってのは、そのイラスト化が「複写」であると公的に認められた段階で初めて著作権侵害になる、と記憶しています。

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また作者の荒木氏が複数のインタビューで海外のファッション誌なども参考にしている、と公言しているのは私も何度か読んだ事はあります。逐一出典は明らかにしていませんが、オマージュとして認められる範疇にあると、これらの写真については私は思うのです。

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また数年前、廃墟の写真集の構図盗用問題で裁判になった事がありましたが、先日オリジナルの写真を撮影した方の敗訴が控訴審判決で確定しました。「被写体が同じで構図が似ていても、写真の表現上の本質的特徴といえる撮影時期や角度、色合いが異なっている」ので著作権侵害には当たらないとの判決です。ちなみにこの件での各写真の比較サイトもあります。

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まあ、この廃墟写真の盗用問題については判決はどうあれ、先に撮った写真家の作品を見て撮影場所や位置、構図を真似したのはまず間違いないだろうと個人的には感じています。あ、パクったなと。

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しかし、これを著作権侵害にしてしまうと同一の風景は撮影して発表してはいけない、と云う形になってしまいます。分かり易く言うと誰かがある場所から富士山の写真を撮って発表したり作品にしたら、同一の場所で撮影した富士山の写真は今後誰も撮れなくなる、と 云う事になるのです。撮影されたくなければその場所を買い取って封鎖しろなんて過激な論調もあったくらいです。

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写真の問題と、今回の件はまた違う方向性の問題ではありますが、「構図」1本だけを抜き出して著作権侵害だと叫ぶのはちょっと微妙な感じがするのですよ。だから私はこれらは「流用」であって「盗用」とは言い難いのです。ただ微妙だと思ってるとは付記させて下さいな。

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ただ、余りにも微妙すぎるのも確かに幾つかあるのは事実です。上のこれなんて色合いから構図、服の色、材質までパクリすぎで確かに問題ありです。

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著作権(財産権)の侵害性を考えると、他人の著作物を無断で変形して使用する場合は著作権(翻案権)の侵害となります。ただし、他人の著作物を参考にヒントを得て新たに著作物を制作する場合には、通常翻案権の対象とはならないのが一般的な解釈です。

この「ヒントを得て」「新たに」ってのが曲者なんですけどね。真似したから即駄目、新たな作品なんだから全てOKって簡単に判断できる類のものではないのです。

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また、パロディと云う観点においては、原作をパロディ化したりもじった事が一見明白であり、かつ原作者の意を害さないと認められる場合には、同一性保持権の侵害には当たらないと通常考えられています。

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また、これまで漫画業界において「絵や構図が何処まで似ていれば著作権侵害となるのか」と云う視点についての研究があまり為されていなかった事もこれらの原因の1つといえるかもしれません。

無論、そのままズバリをパクったり、写真をそのままトレースしたりするのは完全にアウトです。今まで問題になって連載中止や賠償・謝罪になっている幾つかの同様の事例はそこが問題になっているのです。

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荒木飛呂彦も何度かそれをやっちゃってたのは事実です。上記の写真は市販の「タロット占い」からそのイラストを盗用し、後に誌上でお詫び文の掲載と単行本の修正が施されたもの。左が修正前、カラーのものが参考にした元のイラスト、右が修正後のものです。

他にもタロット絵柄は幾つか盗用があり単行本では修正されています。

これらは完全にアウトですが、これまで触れてきたような「構図」問題についてはこれとは完全に次元が違う気はするんですがねぇ。

そして構図やポージングの流用だけでなく、コマ割りや台詞・話の展開などもあちこちからパクってきていると上記サイトの方は糾弾しています。幾つかを見てみると…

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これはプロレススーパースター列伝のブロディの回ですね。確かに内容はともかく「表現手法」や「流れ」としては真似してます。私も列伝は好きでまだ単行本も持っているんですが、こうやって並べてみないとなかなか気付かないものですな。

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こちらは右が伊藤潤ニの「うずまき」からです。これは流石に私も気がついてました。後のかたつむりの件も。余談ですが偶然医者の待合室で読んでいたスピリッツにそのかたつむりの回が連載されていて「何だこの漫画!」とショックを受けた記憶があるなぁ。お陰様でその後、伊藤潤ニにどっぷりとハマらさせて貰いましたが。

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ホラーものはやはりお好きなようで、楳図かずおの作品からもかなり影響と云うか「ネタ」を「模倣」してますね。

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題材が近いと表現手法が似てくると云う考え方もあるのですが、これらの中の幾つかは確かにオマージュと呼ぶよりはパクリと言われても仕方が無いくらい、未消化のまま表現を借用しているのはあるように見えます。

また空手バカ一代からはこんなシーンも。

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このくらい消化されていれば、何を言われようがオマージュだろと私は言い張れるのですけどね。

先に述べた構図やポージングについては、元ネタの参考図書や写真があると公言してる部分もありますし、構図一本だけで著作権侵害だと叫びまわるのは正直どうかとは思います。写真をそのままトレースして作品の一部にしている訳でもなく、これらの構図やポージングは自分のオリジナルの発想であるとも言ってません。

ただ後半の「表現手法」においては、やはりオマージュとして消化するまでに至らず、飲み込んだネタをそのまま反映させてしまった感を受けるものは確かに散見できました。

これら「表現手法」に著作権が適用されるのかどうかは私には分かりませんし、漫画の「記号」としての共通財産としての一面があるのかもしれません。昔ながらの「思いついたときに頭の上に電球が点く」といった表現のように。

全てオリジナルであると思ってた人にとっては多少なりとも驚く内容であるだろうし、表現者としての矜持の問題、漫画のプロとして事前にチェック出来なかった編集者の問題でもある部分は確かに感じます。オマージュかそうでないかは、この後半の表現手法については私個人としては限りなくグレーではないかと。(援護派ですけどね)。

ただ、新しいオリジナルな「表現手法」を作り出す事ではなく、読者に楽しめる漫画を提供するのが漫画の目的です。余りにも厳しくし過ぎて創り手が萎縮してしまう事態は避けたいなとは考えていますよ。

その上で、他者の作品を参考にした場合の「流用・盗用・参考」の判断基準、表現技術について制作者がきっちりと明確に自己の考え方を持っていなければならない、とも思います。

余談ですが、私の好きな漫画家の一人、上條淳士の「TO-Y」にも当時同じような写真のポージング使用があったのはよく覚えてます。私が当時買っていた雑誌だったのですぐに気付いたのですが。この辺の問題はいずれきちんと整備されなければいけない時期に来ているのかもしれませんね。

Toy

PS/この記事の続編書いてみました。

http://guinguin.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/part2-4a1c.html

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コメント

信者はジョジョ立ち!とか言って
パクリポーズをずっとやってたんですね
これは恥ずかしい

投稿: | 2017年4月11日 (火) 11:34

法律的にはグレーでもこれだけ写真家が撮った奇抜なポーズをまねしつづけるってセンスを盗んでいるってことでモラル的にはアウトだね。
初期の新人のころの売り出したいころならともかく後期もこんなんでは、誰も注意しないのかな。

投稿: | 2017年2月 4日 (土) 13:31

冷静な考察をされていると思います。
私は、ジョジョ好きですがいわゆる「ジョジョ立ち」は好きでも嫌いでも無かったのでその元ネタについては無関心でした。むしろ人物・スタンド名が問題ではないかと思っていましたね。

投稿: | 2016年11月21日 (月) 11:09

擁護派の必死さに草も生えないほど引くわ。
ここでは書かれてないけど、ストーリーは映画まんまだしなー。
正直オマージュで笑えるレベルじゃないから、構図も同様にしかとらえれない。

投稿: | 2016年7月14日 (木) 00:40

逆に考えるんだ
「むしろ積極的にパクれるだけパクっていった方が得」
と考えるんだ

投稿: | 2016年7月10日 (日) 07:19

パクリで呆れた人はタイトルでまず気付くべきだとも言わせておくれ。

タイトル見たあとビートルズのゲットバック聞いてみとくれ。

投稿: Big iron | 2016年7月 7日 (木) 13:41

比較画像…パネェ…

洋楽、ポスター、台詞
まだまだ探せば元ネタはありそうですね

でもパクりっていうかオマージュって言葉がしっくり来る気がします。

ほら、北斗の拳がマッドマックスのパクりって言えるかどうかみたいな。

投稿: Big iron | 2016年7月 7日 (木) 13:23

著作権法は「表現」を保護するための法律です。

人のポーズは「アイディア」に過ぎないので、ポーズには著作権は及びません。
著作権が及ぶのは、そのポーズを用いている人物の「絵」や「写真」そのものです。

ここで問題になるのは、荒木氏が描いた絵が、参考とした絵や写真と
どのような点で類似点があるのかということです。

もし、ポーズなどの単なる「アイディア」には留まらず、その他の、何か創作的な特徴を
有する部分において大きな類似性があったならば、問題が発生する可能性があります。

しかし、このページで比較されている写真と絵を見る限りにおいては
類似しているのはポーズだけにすぎないので、著作権的には何も問題はないでしょう。

また、同じことは「設定」にも言えます。
バネの肋骨を持つ不気味なキャラクターも、ナメクジのようなキャラクターも
それ自体はアイディアに過ぎないので、参考にした元の絵と荒木氏の絵の類似点が
アイディアだけに留まるならば、やはり何も問題はありません。

その他、セリフの言い回し方が似ているというものも
用いている言葉は全く異なるものですので、こちらも問題はありません。
(言い回し方に著作権があるならば、誰も文章を書けなくなりますよね)

著作権とは、社会における創作活動が活発になることを促すために作られた法律です。

もし誰かの著作物を、別な誰かがほとんど変更を加えずに使っても良いならば
それは元の著作者の利益や人格に悪影響を与えてしまい、社会の創作活動に悪影響を与えてしまいます。

しかし、他人の著作物を真似る行為を大きく制限しすぎては、やはり社会の創作活動に悪影響を与えて
しまうことになります。なぜなら、人の創作活動は、すべからく他人の創作活動に影響を受けて行われており
全くのオリジナルと呼べるようなものは、恐らくこの世にないからです。

似ているものがあるということに目くじらを立てる必要は全くなく、トリビア的に楽しむのが健全といえるでしょう。

投稿: | 2016年6月11日 (土) 16:53

がっかりしたとおっしゃった方がいましたが、私も同じ様に感じた1人です。私の勝手な思い込みで、あれらの個性は作家性であり、漫画表現の研究の賜物だと思っていたからです。例に挙げられている絵に限っていえば、荒木さんに特別な個性を感じていた身としては、あまりにも分かりやすい影響の受け方であり、そこからの工夫が非常に少ない事が、その個性のいくつかが実は他の人達となんら変わらない、又それ以上に安易な発想により生まれたという事。もちろん全てでは無いとは思いますが。ポーズは大事な人物描写の肝であり、それを他の所からそのまま持ってくるのは、表紙の絵としては非常に残念で勿体無いです。4章や5章でもうベテランであるにもかかわらずあそこまで人のセンスを真似て使わなければ表紙も描けないのかと思います。パクリというつもりはありませんけど荒木さんも週間連載のハードさから安易な表現を選んだのでしょうか。今はどうなんだろう

投稿: | 2016年5月 8日 (日) 19:12

手塚治虫と同じ事をガンダムの産みの親の富野さんも言ってたなあ
カルチャーから学ばないとサブカルチャーを更に薄めた希薄なものしか産み出せないんだよな

投稿: | 2016年4月30日 (土) 12:01

こんにちは。
こちらの記事を拝見して感銘を受けました。
以前から、著作権や法の問題に興味を持ったのなら過去の常識と法解釈、また法の遡及ついてどう考えるのかも多角的に検討しながら議論してほしいと思っていました。
こちらの記事ではそのあたりをとても分かりやすく説明しておられて、しかも日付を拝見して、以前からあるご意見だというところに、なんというか安堵しました。
またコメントに記載されたこちらの一文ですが、

>これが非親告罪化した時にどんな騒ぎになるのかの一端が、このジョジョの反応からも少し伺えるのかなと云う気もしてます。

私も同じことを懸念しています。
ジョジョはかなり長期にわたって続いている作品ですから、発表当時の業界の常識と、ネットが普及して以降の著作権に対する一般の意識とが多少違っているのは当然だと思うのですが、
なぜ親告罪である著作権に、第三者がここまで一生懸命になるのかという気がします。それも多数で。

文化を守っているつもりかとは思いますが、私は逆に文化破壊の面を強く感じています。
過去作品のオマージュや技術の流用・拡散がパクリの一言で禁じられるのは恐ろしいことです。

個人的には、荒木氏のわかりやすいほうの漫画技術流用は、当時の感覚では「わかるひとにはわかる」楽しみでもあると思っていました。そのジャンルの知識があれば「これだ」とわかるという、作者ー読者間で知識を確認し合うような楽しみです。
あまりに広義なパクリ判定は、その楽しみ方をなくせと言われているように感じます。時代の流れもあるのでしょうが、楽しみを狭めるのは反文化的ではないかな、と。

長文失礼いたしました。

投稿: とりとり | 2016年4月 6日 (水) 01:01

Part2楽しみにしています

法的に見逃されたとしても、
これだけのパクリ…呆れます
捕まらなきゃやってもいいって話じゃないと思います
イジメだって捕まらないけど絶対に許されないことですから

投稿: | 2016年2月 3日 (水) 19:13

まあ一度訴えられて
パクってごめんなちゃいねと謝罪しましたけどね

投稿: | 2016年1月19日 (火) 07:53

法的にどうとかは関係ないのでは。
つまり、荒木さんと、当事者である種の裁判にならないなら、つまりはそれでオッケーということなのでは。

スタンド名だってエアロスミスとかキングクリムゾンとかオリジナルなわけがないし・・・。
というかジョジョはルーブルにあるほど有名なのだから、訴えるならすでに事例があるだろうと思うんですが。

投稿: | 2016年1月17日 (日) 08:59

この記事全部読んでないようなまとはずれな記事の批判がちらほらありますね

投稿: | 2016年1月16日 (土) 00:05

漫画の出発点で手塚治虫が「本読め、映画見ろ、美術作品を見ろ、漫画から漫画を学んじゃだめだ」って熱心に説いてたのも知らんのか...
手塚すら知らないゆとりっぷりを晒してどうする

投稿: | 2015年11月 6日 (金) 19:38

えー、このブログ主のイシュトと申します。

このジョジョの記事は数年前に書いたものなんですが、今でもそれなりの数の閲覧者がいらっしゃって、こうやってコメントが残され続けているのを見ると、ジョジョの影響の強さをひたひたと感じる次第です。

この記事は「トレースでなくても人物の顔や背景、服を変えても構図が同じならトレースと同じ著作権侵害」と云う一文に対しての疑問を形にしようとしたもので、それ以上の部分については勉強不足や能力不足もあり、細かく論じる事は出来ませんでした。

ただ時代背景ってやつはあると思うんですよね。アイディアを一部翻案して取り込む事について今ほど問題視されなかった時代の。

その理由の1つには現代の情報の流通量とそのシェア環境もあると思ってます。翻案ってのは昔からありました。それで文学が成長してきた側面も一部にはあると思ってます。

これを全てヒステリックに四角四面にNGにしてしまうと、天の羽衣伝説は古代中国「捜神記」のパクリ、源頼光の酒呑童子退治譚は「白猿伝」や「史記」のパクリ、になってしまうのです。

「事後法」って言葉があります。

実行のときに適法であった行為について,のちに制定された法律、すなわち事後法(ex post facto law)によって遡って処罰することは出来ないと云う原則。日本国憲法第39条でも禁止されており、法の不遡及とも言われる近代刑法における原則です。

そこまで堅苦しい事を言わずとも、今よりは判断が緩やかであった時代の表現を、今の感覚のみで無慈悲に切り捨てる事には少々違和感を感じてはいます。

TPP交渉のなかでもこの著作権に関してのやり取りはありますが、現在基本的に著作権侵害については親告罪であって、外部の人間がわいのわいの騒いでも、権利者当人が黙認や無視すれば成立しません。

これが非親告罪化した時にどんな騒ぎになるのかの一端が、このジョジョの反応からも少し伺えるのかなと云う気もしてます。

えーと、長いですね(^-^)

この辺でやめときます。ただいつか、この問題についてのPart2を記せたら良いなとは思ってます。様々なご意見は参考になります。何かご自身のお考えがあったら、何かのついでに書き込んで頂けると幸いです。ぺこり。

投稿: イシュト | 2015年10月20日 (火) 16:55

荒木はパクる以上にパクられてるのでセーフ

投稿: | 2015年9月19日 (土) 12:15

アントニオ・ロペスと言えば、メッシーナやンドゥールのイメージソースだろうなというイラストもありますね。
自己流に消化されておらず、ほぼ元のまま流用しているのであれば、パクリと言われても仕方ないと思います。

投稿: | 2015年9月17日 (木) 00:31

 ジョジョは嫌いだからどうでもいいんですが、バオー来訪者の表紙がアントニオ・ロペスの絵のパクリなのにはショックを覚えました。バオーのウォーケンもバイオレンスジャックからパクって来てるんですよね。

 バオーが始まったのは確か北斗の拳連載中だったと思うのですが、北斗がマッドマックスを盛大にパクってたので、漫画界は著作権がゆるいとでも勘違いしたんでしょうか。
編集部は北斗の拳はヒヤヒヤしながら載せてたと思います。

投稿: | 2015年9月 9日 (水) 01:55

この記事を東京オリンピックのエンブレム騒動と照らし合わせながら読むと面白かったです。

投稿: 姥ちゃん | 2015年9月 5日 (土) 21:46

荒木ファン名乗るわりには荒木が一昔前のインタビューで引用元紹介してたり、本で映画の紹介してるのは知らないのな
これで荒木が「これは小学生の頃からずっと考えてていた、他人のアイデアは欲しくない」なんて発言してパクリ元をひた隠してるなら信者ですら荒木を見放すわ
そもそもネットで出回ってる検証画像は元々ファンが元ネタ探して見つけてきたものだろ 丸パクリはどっちなんだか

投稿: | 2015年8月28日 (金) 10:52

漫画は芸術の一形態と言われて久しいですが、少なくともジョジョにおいては、ファッションデザインよりは地位は低い、と言わざるを得ませんよねえ、こんなに真似してて、しかも、漫画だからいいよね、みたいな感じで放置されているんですからねえ

投稿: 荒木ファン | 2015年8月 4日 (火) 20:31

別に波紋やスタンドみたいな物語の大部分をパクった訳じゃないだろ
口が避けたり舌に印があるような漫画とか他にいろいろあるしジョジョに限ったことじゃない
ファッション誌のやつをパクりっつーなら最近の漫画は武将や神話、画家や音楽家の名前とか普通に使ってるぞ?盗用じゃないのか?
悪質なのは元ネタを公言しないことじゃない
ネタを自分の物にすること
荒木はファッション誌やバンドに興味があり参考にしてると言って元ネタを既に公言してる、興味あることを漫画で使うことは悪いことじゃないと思う
スタンド名とか普通の知れ渡った名バンドだし元ネタなんて言わなくてもジョジョ世代の大人は大抵わかる
ジョジョの評価をパクり抜きでしてほしいとか抜かしてる奴いるけど他の漫画から引用してる4、5コマやスタンド名で評価する奴なんてそうそういないしそんな評価は当てにならない、ジョジョ立ちを評価する奴は内容を評価してないってことで論外、漫画が一番評価されるのはストーリー性とかその辺だよ、ジョジョで言うなら波紋やスタンド
どの漫画に対してもパクりなんて言い方止めた方がいいと思う、特にジョジョみたく元ネタにしてると公言してる漫画に対しては


そもそもパクりとわかってる漫画は編集側が却下するだろう、揉め事とか嫌そうだし

投稿: | 2015年6月27日 (土) 03:03

下の方のコメントの
>漫画家暦の長いマンガ家には全く話題にされないのか

もともとユニークな絵柄と色彩のマニア受け漫画だったから
話が大きな感動を呼ぶとかではなくファッション感覚だから
あとになってネット民が大きく持ち上げただけ

投稿: 名無し | 2015年4月 5日 (日) 04:36

連載当時からパクリ元を隠してないのでむしろオマージュだと思う。たとえば3部の夢の中で攻撃されるアイデアは映画のエルム街の悪夢だと思うが、今回こういう映画を見てきたのでこんなエピソードを書いてみました等、本人が公言していた。そもぞも登場人物の名前も海外アーティストやバンド名だし。あと当時は著作権うんぬんの意識はまだなかった。

投稿: 名無し | 2015年4月 5日 (日) 04:27

自分はこのことを知ってとてもがっかりしました。

がっかりした理由は、作家性だと思って好きだった部分がパクリだったからです。
ポーズや手足のねじれ具合とか・・・空手バカ一代のを見てると他の面白いセリフ回しとかも怪しく思えて悲しいです。

マンガを作る手段や手法にパクリやトレースがあっても別に気にしないのですが、”実はそこは作家性ではなかった”というのは自分には厳しかったです。


悲しいのですが、なんだか想像がついてスッキリしてきたこともあります。
・どうして荒木氏がいつもクールだったのか
・どうしてマンガ好きには指示されるジョジョが
 漫画家暦の長いマンガ家には全く話題にされないのか

たぶん、ポーズや手足のねじれた絵などが作家性と受け取られて人気が出たことで一番困ったのは荒木氏でしょう。

「これは自分の作家性ではないんだ」と思いながら、それを目を輝かせて褒めてくれるインタビュアーや若いマンガ家、ファン等と接するのは、さぞや辛いことだったと思います。

マンガ家暦の長いマンガ家というか、昔のマンガも良く読みこんでいるマンガ家やマンガファンはパクリに気がついているので荒木氏を冷ややかに見ていたことでしょう。

わかっていない人からは褒められて、わかっている人からは冷ややかに見られる・・・
素人だけだましているみたいで、本当に苦しいことだと思います。

そうした中で荒木氏が取れる態度は、いずれバレてしまうその日まで、できるだけクールにすることしかなかったと思います。いきがってしまうとバレた時に全て自分に返ってきてしまいますので。。

後は、パクリまくることで”自分はあちこちから影響を受けていますよ”というスタンスにしてしまうことだったのではないでしょうか。(そういう作家性と受けとってほしいというか・・・)


ネットで騒がれたことで多くの人が知ることになり、そこからは開き直れたと思います。
荒木氏の作家性についてはバレてからの作品で評価してあげるのが良いと思います。


投稿: | 2015年3月31日 (火) 23:31

著作権侵害というのは、著作権を持っている人が「あれはオレの著作権を侵害している!」と訴えて、それが司法の場で認められて初めて成り立つ。自分の著作物でもない元ネタ作品を探し出してきて「著作権侵害だ!」と騒ぐのはその観点からいえば無意味。著作権者が黙認していればそれまでの話。叩きたいのなら、元ネタの著作権者に教えればいいこと。

投稿: 七志 | 2014年10月14日 (火) 22:58

>>私はジョジョの元ネタとされている某芸術家が好きなのですが、彼に対する敬意、その他芸術家や作家たちに対する敬意が荒木氏には感じられないのです。
荒木さんの言葉聞いた事ないだろ?ってのを言いたい
本人が一番敬愛しているのが芸術家ってのを知らないだろ?作中にも芸術家を敬うセリフが何度かあるし、荒木さん自身、イタリアの芸術は素晴らしいとも言っている

>>ジョジョはパクリだらけ。荒木は糞パク
これには草不可避
ジョジョがパクりだらけなら他の漫画はなんでしょうね?パクりの宝庫?

雑誌からの引用はパクりじゃない参考、本人も言って丸く収まってる、あとは知らん

投稿: | 2014年8月30日 (土) 01:23

人物を描く上で一番重要で難しいのはポーズ。井上雄彦とかも疑惑があるけど、こういうやり方をオマージュなんて言葉で誤魔化してるうちは「所詮漫画」っていう扱いは無くならないだろうなあ。

投稿: | 2014年8月18日 (月) 10:29

構図、ポーズ、ストーリーやセリフを参考にしていい。でも丸写しは完全アウトってことですね。
極端に言えば、漫画家は全員、画をコマで割ってストーリーを展開する方法をパクってるわけですし、ストーリーも大雑把にいえば似たような話がたくさんありますし、どこまでOKかってライン弾きが安心して創作ができるために重要なんじゃないかなぁと思いました。まあ、娯楽が何のために存在するのかってことですよね。研究とかだって理論を発展させるために引用も使えることですし。

それからどうでもいいことですけど、荒木先生が他の雑誌をまねて漫画を描く方法が、なんというか、彼らしいと思います。シンプルというか分からなければ真似たり決めつけたりしてとにかく前に進むというか。彼がコメントで「最初は鶏か卵かという問題に対して私はとりあえず卵を選んで先に進みます」的なことも言っていたので

投稿: | 2014年5月 9日 (金) 21:39

ここに叩きに来てる人たちも、ジョジョ以外の自分の好きな漫画が同じような事をしても批判しないだろ。
どうせこんなの自分が好きか嫌いかでパクリかオマージュかの判断が変わるんだから、ジョジョだけに言えたことじゃない。
他のデザインやポーズの流用をしてる作品は放っておいてジョジョだけがなんたらとか言ってる人は結局流用自体が気に入らないんじゃなくてジョジョを叩きたいだけの餓鬼。

投稿: | 2014年4月28日 (月) 08:49

私はジョジョの元ネタとされている某芸術家が好きなのですが、彼に対する敬意、その他芸術家や作家たちに対する敬意が荒木氏には感じられないのです。
色んな想いや努力や苦悩や人生の結晶である芸術作品を都合よく形だけ持ち出して、「イタリアの彫刻を参考にした」とか「死んだ人の作品を真似してもパクリではない」と開き直るところに憤りを感じました。
ジョジョはパクリだらけ。荒木は糞パク

投稿: | 2014年4月19日 (土) 00:58

元のネタをつくった人間は何もないとこから多くの芸術学を学び、血と汗をそこにぶつけるかのように作品を生み出す
そんな作品をここまでパクッていけるっていう精神が常人にはできないがね
他人の袴で飯くっていて恥ずかしいと思わないのが一番ひどい

そりゃ、軽くかぶるなりするのは当たり前だろうが
ここまで、まるっきし同じなのは人間としてクズといってもいいかもしれない
元ネタに影響されて新しい自分なりのものを生み出すってのが芸術者なり表現者ってものだろうに
本当にリスペクトをしている人間なら、金をもらう仕事で他人のもの使うなんてことできない

そんなに使いたいなら、出典等を書き記すのが世の常識
それぐらい大学いって、論文書いてる人間でも知ってること

投稿: | 2014年4月18日 (金) 17:11

ジョジョが何かをパクる→「パクリじゃない!オマージュだ!」
別の漫画が何かをパクる→「盗作するな!漫画家の恥め!」

結局こんなもん

投稿: 名無し | 2013年9月24日 (火) 03:14

パクリではなく「現実と空想の入り乱れる世界観」と考えてる。

マイナー素材を提示されて「おいコレパクリじゃん」って言われても「だから何ぞや」って感じになるなぁ。

投稿: | 2013年9月23日 (月) 23:52

この業界では他の漫画家の絵柄や作風台詞回しストーリー展開をパクった程度では抗議しないという習慣が昔からあります。
それどころか絵のトレースやコマ割まで同じでもOKだったので同じ漫画からパクる場合は著作権侵害にはまずなりません。

法律云々は関係無く、漫画業界特有の常識のようなものです。

一見ひどいようですがパクられたらパクり返すこともできるので案外フェアな上
利点のパクり合いがお互いの向上に繋がったり、他と被る事を気にせずのびのび描けるという良い面もあります。

問題は他の業界からも同じようなノリでパクってしまうということ。

編集者が事前にチェックできなかったというか実は編集者がトレースを推奨してたりもします。
もちろん写真をそのままトレース=著作権の侵害ではありませんし、近年の風潮であるトレース=悪だとも私は思えません。
スラムダンクのトレース疑惑というものがありましたが、週間連載のなかでリアリティがある絵を短時間で描けるというとても有効な技法なのです。

著作者の権利を侵さないうえで一番大切なことはオマージュでもリスペクトでもなく著作者に許可を得ることです。(それをせず勝手に人の作品から引用しておいて敬意もくそも無いような気が…)

こんな簡単なこともせずに無断で使用してしまうことこそが漫画業界の一番の問題点だと思います。

ジョジョの構図パクリはもし訴えられたら100%とは言いませんが99%は著作権侵害だと思います。(親告罪なので訴えられなければ一応シロだともいえますけど…)

「ポーズが同じで構図もそのままでも、イラストの表現上の本質的特徴といえる顔や服装が異なっているので著作権侵害には当たらない」という判決がでるのは厳しいと思います。

ありきたりなポーズや構図ならともかく独特のポーズ、構図で売っているようなイラストレーターのそこをパクって
著作権侵害には当たらないというのは流石に無理があるでしょう。

投稿: kuro | 2013年6月 8日 (土) 21:37

「恋しくて」は一発で分かったのでニヤニヤしていました。
当時は中学生でしたが、大人たちはみんな分かってるだろうけどクラスで分かるの俺くらいかな~みたいな優越感で「これ映画のパッケージから取ってるんだぜ、お前分かった?」
みたいに自慢してたものです。
反面、きっと他にも俺の知らないこういう”遊び”があるんだろうな~と思ってたのですが、ネタ元が分かった人は喜ぶどころか怒ってた・・・なんで?というのが俺の感覚です。

投稿: hanaregi | 2013年5月14日 (火) 17:18

>>ただひとつ言える事はもしジョジョ立ちの構図を他の漫画丸パクリしたらジョジョ信者は烈火のごとく切れるだろうと言う事。言いたい事わかるかな?

どーかなー。パロディはともかく演出技法として丸パクしたら?って話ですよね。まあキレる人もいるだろうし、気にも留めない人もいるってだけですよね多分。

繰り返しになりますけど「元ネタがバレなかったら困るのがパロディ、元ネタを知って欲しいのがオマージュ、元ネタがバレたら困るのがパクリ」の考え方には私も賛意を感じてるのです。

要は自分の支持するモノであればそれがパクリの要素を持っていても黙認するけど、余所の誰かがそれを真似したらキレるタイプが大勢いるのがジョジョファンだ、って主旨ですよねこれ。であれば、そんな人もいるだろうし、そうじゃない人もいるでしょうね、としか。

あと多分、流通量の問題もあるかもしれません。マガジンで連載中のFAIRY TAILは絵柄や展開的にワンピースの影響(≒模倣)がかなり強いって話もよく耳にします。(私は絵柄しか眺めた事がないので内容まではちょっと分かりません)メインストリームになってるものはやはり影響力も強いので、後追いで出てきたものへのバッシングをしたくなる人が多いって事は否定しません。

ただ少年誌って1つ当たると他誌も大抵そのジャンルを入れて追随してきますよね。探偵モノの金田一少年がヒットすればジャンプであやつり左近、サンデーで名探偵コナンがすぐに始まったように。忍者モノが当たれば忍者モノ、ゲームもの、囲碁将棋、恐竜、バスケットボール、みな後追いで出てきます。たまにコナンみたいに本家喰いになる作品も出てきますけど。

なのでここで問題にすべきは制作側に「悪意があるか無いか」「楽しようと思ってないか」「敬意があるかないか」だけだと思います。そして判断するのは読者の側の話です。それらを凌駕して面白ければ支持されるでしょうし、所詮人真似レベルなら自然に消えていくだけだと思っているのです。

投稿: イシュト | 2013年5月 9日 (木) 15:32

ただひとつ言える事は
もしジョジョ立ちの構図を他の漫画丸パクリしたらジョジョ信者は烈火のごとく切れるだろうと言う事。

言いたい事わかるかな?

投稿: | 2013年5月 9日 (木) 00:18

俺も荒木先生のはパクリじゃないと思います。
が、彫刻などから模倣したのではなく
堂々と大好きなイタリアの作家さんや
ファッション雑誌のポーズを漫画に取り入れたと言えばよかったのだと思います。それが作家へのリスペクトへもつながることであるしね。

トレス疑惑サイトを開いた人なども含めて
周囲の余計な反応を気にしてのことなのか、自己顕示欲からのものなのかはわかりませんが、偉大な作品は次へ受け継がれていくべきで模倣はあっていいと思うのですよ。

この作品の発するものすごいパワーは
偉大な作家の精神が固まっていると考えれば納得なんだな

投稿: owl | 2013年4月17日 (水) 23:47

「顔や背景、服を変えても構図が同じならトレースと同じ著作権侵害」

これに関しては俺も聞いたことがないというか
反論するまでもなく全くの嘘っぱちですよね
こんなものが犯罪だったら世の中から自然と絵が消えますわ
少し考えて物を書いてほしいですよねー


最近トレースに対しての世間(主にネットですが)の
感じ方が間違った方向へ行っているみたいです
全く筋違いな事をべらべらと宣教師の様に
垂れる人が多くなってる気がします

まぁ、所詮素人連中が書いた記事なので
無視したり「変な事書いてんな」と
一蹴してやるのが利口だったりします


ただ「パクり」という言葉を多様し
印象を悪くしている感はありますね この記事

投稿: | 2013年1月17日 (木) 23:36

まあその意見も否定はしませんが、好きか嫌いかの主観だけで判断してると考えるのはちと早計かと。

と云うよりも嫌いな作品なぞ話題にもしないですよね普通。だって嫌いなんだから。好き嫌いの主観ってそーゆー事ですよ。嫌いな作品を貶しまくる人ってその作品が嫌いなんじゃなく、貶す行為が好きなんじゃないかな。

もっともそう言われる部分も見えていたから、記事内に「私は基本的にジョジョファンなので援護の論調でこのブログを書いてみます」とか書いておいたんですけどね。初期目線と自分の立ち位置を明確にしとこうと思って。

前のコメントの返信でも書いておいたけど、この回のブログ記事の要点は「顔や背景、服を変えても構図が同じならトレースと同じ著作権侵害」と云う考え方に対して「のみ」の疑問と異論です。その一点だけです。

それ以外の項目については今後、業界全体がより成熟して自助的に改善していくしか方法は無いと思ってます。

別なサイトで「法的な事を言ってるんじゃない!プロとしての矜持に対して糾弾してるんだ!」論調は見かけた事がありますけど、それこそプロとしての資質に欠けるのであれば、そんな事いちいち心配しなくても自然淘汰されますよ。

多くの人に支持される作品を貶し、よりマイナーな作品を薦める見る目のある俺カッケー的な言動って周囲から見ると、実は結構痛々しいんでそこは気付いて欲しいなとは感じましたです。

先に挙げたとり・みきさんのコメントですが、「元ネタがバレなかったら困るのがパロディで、元ネタを知って欲しいのがオマージュで、バレたら困るのがパクリ」と補足させて貰っときます。

それにしても1年半前の記事なのに、こればっかり最近アクセスされてんなぁ。

投稿: イシュト | 2012年12月29日 (土) 23:45

好きな作品ならリスペクトと擁護し、嫌いな作品ならパクリと騒ぐ。
結局この手の人は、もっともらしいことをグダグダ述べるけど、好きか嫌いかの主観が基準なんです。
理由なんて全部後付なんです。

投稿: zak | 2012年11月16日 (金) 10:03

「元ネタがバレなかったら困るのがパロディで、バレたら困るのがパクリ」(とり・みき@「マンガと著作権」)

ここで言うパロディはオマージュも含んでいいんじゃないかと私的には考えてます。

さて色々挙げて頂いたのですが、それらを逐一解析していくのがこの記事を書いた目的ではないんです。北斗の拳云々は下のコメントでも私書いてますしね。

※あとドラゴンボール云々で言うならキャラ設定そのものが西遊記からのリスペクトだし、ルパン三世はルブランによるアルセーヌ・ルパンのスピンオフですわな。

私は元の作品がそれをモチーフとして新しく描く作者によって消化されているかどうか、そこにしか興味がないです。

そしてパクリとオマージュの相違点についても下のコメントにも書いてますので、もしまたこの記事読む事があったらそちらにも目を通して頂ければ幸い。

パーツパーツだけを取り出して突きつけていけばそりゃ似る部分なんて幾らでもありますよ。同じ様な形をした生き物を題材にお話を作る訳ですからね。別段、荒木さんを糾弾しようとか「パクリ」作品を逐一挙げつらって否定しようとかって話じゃないので、もしそう思っての書き込みなら違いますよとだけ言わせて下さいね。

完全にオリジナルな造形・描写・設定の作品を探す方が多分大変だと思います。そして創作と云うフィールドにおいて積み重ねられていく共通認識、或いは共有認識、それらを糾弾するのはてんでお門違いの話だとは思ってます。

なのでいいんですか?と聞かれても「良い」も「悪い」もないです、今のところ。と答えるしかないです。

投稿: イシュト | 2012年9月11日 (火) 01:35

ジョジョの限らず、ぱくりは他でもお見受けしてますよ。そちらはいいんですか?
北斗の券、マッドマックスの世界観やバイクのモヒカンちんぴら。ケンシロウの顔はブルースリー。
ドラゴンボール、満月で変身。大猿はキングコング。口からエネルギー波出すのは怪獣映画のぱくり
上のウメズカズオって人の漫画で人の体から生き物が突き破ってでてくるのはエイリアン洋画
ゴルゴ13はジャッカルの日
ウルトラマンシリーズをぱくってミラーマンってのがあった。
アニメ版デビルマンでは巨大怪物に対し、デビルマンも巨大化。ウルトラマンのぱくり。
雑誌ぱくりでは、昔のカンフー漫画でよくブルースリーやジャッキーチェンのキックとかのポーズが書き写されてた。
スティーブンキングのガンスリンガーに黒澤明の用心棒のぱくりあり。
もっともひどいぱくりは、ストーリー完全ぱくりでアウターゾーンというジャンプで昔やってたオムニバス漫画で、ゲーマーがハイスコアだすとゲームに捕まり、中に閉じ込められるストーリーがあったがこれはデビルゾーンという昔のオムニバス映画のぱくり。これはひどかった。
ガンダムもどきも数しれず。
007も流行ったとき、かなりいろんな漫画でぱくられてた。
それに比べてジョジョはまだ静かなほうですよ。それに雑誌書き写しは、集英社が昔の作家にやってもいいといった方法で鳥山明も女性を書くとき、女性雑誌を参考にしてるとなにかで述べてた。
荒木さんだけじゃありませんよ。

投稿: つつみ | 2012年9月 7日 (金) 21:35

初めまして!
パールジャムの件と1stガンダムOPの件はどうなんでしょうね。調べれば発表された年月日は分かる筈なのでどちらかが真似た可能性は確かになきにしもあらずですが…。

ただ、同じ形で同じ関節を持つ生き物が、同じように表現をしている事を考えるとどうしても表現の限界はありますよね。まったく100%オリジナルのポーズや人物構図などはもうこの世に在り得ないと思います。よほど素っ頓狂なポーズでない限り。

なのでそこ「だけ」を重箱の隅のようにつつきまくるのはちょっと浅薄かなぁと云う気分があるもので、こんな記事を書いてしまったのです。

近年は諸外国でも日本の作品が評価される事も多いので、やはりそれなりに影響を与えたり模倣を生んだりしてるものもあると思いますよ。探すのは面倒臭いので(笑)その手の事がお好きな方にお任せしますけども。

ただ浮世絵が欧州に渡りジャポニズムのムーヴメントを生んだように、創作物ってのは互いに影響し合って先へ進んでいく一面もあります。ゴッホが歌川広重の模写をしたり、モネやドガがオリエンタリズム溢れる作品を描いたりとか。近年の「ジャパニメーション」と呼ばれるアニメ・コミック等の風潮も第二のジャポニズムと呼ぶ向きもあるようです。

ただ大事な事はリスペクトやオマージュと単なるパクリの相違点を見る側、描く側双方がきちんと持つ事だとは思います。単なるパクリってのは、創作の為の汗や血を流さず、楽して利益や名声のみ手に入れたいと云う思いに直結してると個人的には考えていますので、いずれその辺はきちんと整理される事になるのではと考えています。かなり時間がかかるでしょうけど。

まあ難しい問題かもしれません。ただ北斗の拳を見てマッドマックスシリーズのパクリだと顔を真っ赤にして糾弾する人はあまり見ません(私が見てないだけかもしれませんが)その表現したい内容の為にリスペクトを受けた作品からモチーフを持ってくる、それはあの時代だから許された事なのかもしれません。

あまりにも厳格に取り締まる様な風潮になってしまうと、業界そのものが萎縮し縮小し、最後は衰退してしまうような気もします。何とか良い着地点を見つけて欲しいものです。

長々とすいません。書き出したら止まらなくなりました(笑)

投稿: イシュト | 2012年2月 1日 (水) 00:11

こんばんは。初めまして。
僕は、法律云々に関してはド素人なので、違反かどうかについて述べるのは、控えさせて頂きますが、パール・ジャムの構図は、初期ガンダムのオープニングで、アムロやブライト達が手を上空に伸ばすシーンにそっくりだと思います。そのシーンを彼等が知っているのかどうかは全く分かりませんが。それから、どちらが先なのかも分かりません。
逆に外国人が日本の作品を(こう言っていいのかどうかは分かりませんが)パクッていないかどうか調べるのも一興だと思いますよ。

投稿: JET | 2012年1月25日 (水) 22:52

あらま。
このジョジョの記事はどうしてこの手の方の喰い付きがいいんだろう。DQN様が好むような臭いでも出てるのかしら。

匿名掲示板じゃないんだから、コソコソ隠れながら余所ンちの庭に唾吐いて喜ぶような真似されても困るわなぁ。頭の悪い子供かってーの。

まあそれはともかく、可哀想なんで一応まともに相手しとくと

>今まで個人のモラルでやらせてたからこういう問題になったと言いたいんでしょう。

うん。それはある意味正解かも。個人のモラルと云うか、それがモラルに抵触する事すら意識しないでやっていた人もいるだろうと云う意味で。

>だから法律でどこまで許されてどこまでがアウトか決めるべきだと言ってる。

うーん。一応自分の書いた文章を読み返してみたのね。言ってないよ(きっぱり)

そのものズバリのパクリや写真やイラストのトレースを自己の作品内に使用するのはアウトだとは書いてます。確かに。でも流用・盗用の線引きを法律で決めろなんてニュアンス、どこをどう突付いても無いんですけど。

それらの件について制作者や編集者が判断基準・表現技術について明確な「自己の」考え方を持っていなければならない、とは書いたけど、勝手に拡大解釈してフガフガ鼻息荒くされてもリンダ困っちゃう。

>それこそモラルの問題じゃない。お前のコメントの方が笑えるわ。

はい、これ要らない一文ですね。てか、これが一番書きたかったんでしょうけど、君の嘲笑は全くこちらに届いていませんでした。残念賞。また頑張って下さい。

まあ、別段誰に文句つけられても一向に構わないんだけど、明後日の方向を向いた変な難癖だと如何せん芸がないし、面白くないんですよね。その辺だけ気をつけて下さい。文章長いですけど、ちゃんと読めてますか?

ではでは。

投稿: イシュト | 2011年11月 8日 (火) 23:37

今まで個人のモラルでやらせてたからこういう問題になったと言いたいんでしょう。
だから法律でどこまで許されてどこまでがアウトか決めるべきだと言ってる。
それこそモラルの問題じゃない。お前のコメントの方が笑えるわ。

投稿: | 2011年11月 7日 (月) 06:31

あらら、またこんなのが(笑)
ブログの記事もスレッドって呼ぶんですね。こりゃ勉強になりました(笑)

どうせ見たんだろ云々って書いてあるけど、ブログの頭にちゃんと参考URL貼っておいたつもりなんですけど。お願いだからよく見てから書いてね。

それでショックだろって?いや別段そんな事書いてないスよ。ほほお、面白い話だなぁとは思いましたけどね。

投稿: イシュト | 2011年6月28日 (火) 23:51

糞スレ立てんなカス。
どうせ、2chかYouTubeでパクリ糾弾を見たんだろ。
んで、ショックだった訳だ。
可哀相に。

投稿: | 2011年6月28日 (火) 22:39

いえいえ、私も本意が見えず茶化し気味ですいませんでした。

「詩人の血を吐くような1行の重さ」は私もよく分かってるつもりです。上澄みだけすくって使われてしまう事への憤りも。

この回のブログ記事は「顔や背景、服を変えても構図が同じならトレースと同じ著作権侵害」と云う意見に対して「のみ」の反論記事の体裁でしたので、その辺についてはあまり深く掘り下げませんでした。

いずれ「その部分(モラル・矜持・流用・盗用)」についても自分なりに纏めてみようかなと云う気分にもなりました。

私も巻末に引用作品の明示はあっても良いのかなと思います。このような流用・盗用の問題が起こるのは、いまだ漫画と云うメディアが過渡期にある事の証なのかもしれませんね。

遠い将来、ジョジョが復刊され再発行される様なときには、ひょっとしたらそんな引用作品の明示をするのが業界の流れになっているのかもしれません。(紙媒体が無くなってる可能性もありますが)

投稿: イシュト | 2011年6月18日 (土) 00:20

失礼できつい言い方をしたことをお詫びします。
私はジョジョの元ネタとされている某芸術家が好きなのですが、彼に対する敬意、その他芸術家や作家たちに対する敬意が荒木氏には感じられないのです。
色んな想いや努力や苦悩や人生の結晶である芸術作品を都合よく形だけ持ち出して、「イタリアの彫刻を参考にした」とか「死んだ人の作品を真似してもパクリではない」と開き直るところに憤りを感じました。
ジョジョは面白いと思いますよ。しかし荒木氏のやり方には賛成できません。
ただ一つ擁護するとすれば、読者がジョジョを介して芸術に興味をもつのはいいことだと思います。ジョジョは読者と芸術を結ぶ
窓口の役割を果たしていると思います。
それなら巻末に堂々と引用文献や引用作品を明示してもいいと思います。
長文失礼しました。

投稿: | 2011年6月17日 (金) 22:47

あらら。貴重なご意見有難う御座います。

笑って貰えたんならそれはそれでこちらの目的は達成なんですが(微笑)

モラルの問題ってのは基本中の基本の話ですよ。ブログにも書いてあるように表現者としての「矜持の問題」ですからね。

著作権を侵害してると糾弾してるサイトに対しての私的な反論だったので、どうしてもそうならざるを得ませんなぁ。はっはっは。

投稿: イシュト | 2011年6月17日 (金) 09:01

うだうだ生半可な法律論なんか展開していて笑ってしまいました。
法的な問題というよりモラルの問題だと思いますが。

投稿: | 2011年6月17日 (金) 05:55

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