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2011年12月 3日 (土)

仮面ライダーフォーゼ 第12話 『使・命・賢・明』レビュー(3)

ピクシスをバスから引き摺り降ろした弦太朗でしたが、ゾディアーツの能力で動かされているバスは、必死に美羽の踏むブレーキも虚しく、火花を散らしながら壊れた橋へと向かって走り去っていきます。

牧瀬「止まらないよ。あのバスは僕の力で進めてるんだから。このままいけばあの橋からまっさかさまで流れ星さ♪」

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今まさに橋から落ちようとしたその瞬間、飛び込んできたのは大文字先輩操るパワータイザー!なんと燃える展開。メンバー各自が己の役割分担をしっかりと把握し、誰に言われるまでもなく個人の判断でしっかりと連携していくこの爽快感。

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大文字「うおおぉぉ~!!!!」

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パワータイザー玩具の販売促進月間とはいえ、大文字先輩格好良すぎです。体力のない賢吾が使用したときフィードバックで体調を崩した事を考えると、これはやはりパワードスーツ系のギミック。でも基礎体力がしっかりしてる大文字先輩なら初期出力もバッチリ。

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おまけにアメフトで鍛えまくってるからスクラムじゃ負ける気しないぜ!

大文字 「間に合ったな、美羽(キラリ~ン)」

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お得意のキラリ~ンポーズをパワータイザーにもさせちゃってご満悦の学園のキング。こーゆー洒落っ気のある演出は観ていて楽しい気分にさせてくれます。ルーティンのポーズや台詞は大文字のキャラ付けにもなるので大変よろしい。あと出来ればこんなときにさりげな~くアメフトの用語に例えた台詞とか使って貰うとより一層大文字先輩のキャラが引き立ちます。

バス転落を未然に防ぐ事が出来て安堵するメンバー達。モニター越しに見ていた賢吾も胸を撫で下ろします。ユウキの激励の甲斐もあり、既にいつもの賢吾に戻ってるようです。

賢吾「ピクシス誘導能力にてこずってるようだな。」

弦太朗「そのとおりだ。なんか手はないか?」

賢吾「新しいスイッチを持っていってるだろ。そいつを使え!10番から21番の連携だ」

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エレキスイッチによってエレキステイツにフォームチェンジするフォーゼ。そして21番目のスイッチの能力は…!

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【ステルス・オン!】

賢吾「ステルスモジュールは光学迷彩だ。5秒間だけ姿を見えなくできる」

ステルス機能はかなり便利にも思えますが5秒限定かい。今回みたいに不意打ちとかには使えますが、何と中途半端なステルス機能。まあ便利だからって以後ずっと透明で戦われちゃ、ちびっ子達も欲求不満になるでしょうし、何よりCG編集の人が死にます。絶対に死にます。

ハッ!ひょっとしてステルス機能が5秒限定なのは、多感な青少年でもある賢吾クンを慮ったお父様の心遣い?これ作動させときゃ女風呂だろうが更衣室だろうが文字通りフリーパス、ワンピのサンジが涙流して喜ぶ機能ですもんね。だから、それを防ぐ意味でも作動時に「ステルス・オン!」と大きな音がするんだ!←違うよ

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ステルスによる不意打ち攻撃でピクシスの物体誘導機能をもつ角を切断。ここからは正々堂々と単純な肉弾戦だぜ!とキメる弦太朗クンですが、透明になって攻撃してる時点で実はそれほど正々堂々でもないんだけどね。

弦太朗「ライダー100億ボルトシュートッ!!」

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無事、ピクシス・ゾディアーツを撃破!ラストワン変身で魂が抜け落ちていた実体に意識が戻りますが、牧瀬クン美女達に取り囲まれてお仕置きタイムの予感。もうメガネまでズリ落ちちゃってます。三木のり平かキミは。

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でも何か嬉しそう。これから大勢の美女になじられたり蹴られたりして、牧瀬クンは新しい世界に目覚めるのかもしれません。

しかし、弦ちゃんの「俺はこの学園の奴ら全員と友達になる!」ってのは、こう云う牧瀬クンみたいな子とも友達になるって事ですよね。どうなんだろ実際。このまんまの性格だったら結構キツくないスか?それとも、何を言っても今回の事件、言ってしまえば大量の殺人未遂事件です。普通に考えれば退学処分ですよねー。退学になっちゃえばもうこの学園の学生じゃないからいいのかな?なんて意地悪考えたりして。

まあ来週の話は過去話でゾディアーツになってしまった故に、クラスや学校から浮いてしまい登校拒否になってる生徒の話らしいですから、そーいった面も今後の展開でフォローしていくのかもしれません。

そして全て解決した事を賢吾に伝えようとするも、通信機の向こうに今までいた賢吾の姿はありませんでした。

弦太朗「まぁ、牧瀬のことは美羽たちに任せればいいか」 「賢吾、やったぞ!おい!賢吾聞こえないのか?!」

ユウキ「賢吾くん?どうしたの、賢吾くん!?」

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その頃、賢吾は宇宙服を着用してラビット・ハッチの外に出ていました。一人この月面基地に取り残されたパニックで醜態を晒してしまった自分。恐怖のあまり心配してくれた仮面ライダー部の面々にひどい事を言ってしまった自分。もう既にその過ちには気付いているものの、自分の中に改めて認識できた「友情」への謝意を示すかのように、彼は月面に仮面ライダー部のフラッグを立てようとしていました。

もう地球へ帰れる事はないのかもしれない。でも俺には本当の意味で仲間が出来た。せめて奴らに対する友情の証をここに示したい、そんな気持ちだったのかもしれません。一度は壁から剥ぎ取って叩きつけていた旗を、彼は大事そうに月面へと設置します。

賢吾「父さん、見えるかい?俺にも仲間が出来たよ。父さんの志を継いだ仲間が…。これはその旗だ。教えてくれよ父さん、地球に帰る方法を…。俺は帰りたいんだ、あの地球に。待ってる仲間のもとに…」

弦太朗「だったら一緒に帰ろうぜ!賢吾」

賢吾「如月!?まさか…」

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ふいに現れた弦太朗の姿に驚く賢吾。破壊されたロッカーは実は大杉先生が園田先生が昔使っていたロッカーだと思い込み、こっそり背徳の快感を味わう為に別なロッカーとすり替えていたものでした。

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園田先生の残り香(妄想)を嗅ぎまくってご満悦の大杉先生。もうこの瞬間の為にアンガ田中は抜擢されたようなもんです。バシン!(サスペンダーを引っ張った音)

弦太朗「大杉の野郎、園田先生のもんだと思ってすり替えたんだ。破壊したのはすり替えた偽物だったんだ!」

そしてその可能性に気付いたのが友子。破壊され焼け焦げたロッカーの扉を見て自分が貼ったおまじないのイラストが無い事に疑惑をもち、類稀なる推理によってこの事実にまで辿り着きました。伊達にオカルト少女やってるんじゃありません(笑)

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おまじないのイラストはこれですね。写真右下のオカルトウサギ。きめえ(笑)ちゃんと先週このイラストを描いているシーンが挿入されていたのは偉い。

弦太朗「心配かけたな…悪かった、賢吾」

賢吾「いや、俺のほうこそ…たいしたものだよ…俺の友達は…」

弦太朗「えっ?」

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高飛車で今まで全く打ち解けようとしなかった賢吾の豹変振りに思わず「えっ?」とか言ってしまう弦太朗クン。今回の経験と皆の頑張り具合が賢吾の心の壁を氷解させてしまったようです。もう見事なくらいデレですね、デレ。

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そしてその向こうからは、心配して集まってきた仮面ライダー部の面々が。

ユウキ「賢吾く~ん!お~い!お~い!賢吾く~ん!」

美羽「一緒に帰ろ」

大文字「よっ!(キラリ~ン)」

JK「ナ~イスツンデレ!」

友子「来たよ~」

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この五人のそれぞれの想いが表されているとても良いシーン。皆、賢吾の事を心配してここまで来てくれたのです。何だかちょっとだけ胸が熱くなっちゃいました。個人的には友子の「来たよ~」が心に深く刺さっちゃいました。

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しかもこの一言台詞は全て各役者さん達のアドリブだったとか。役になりきって考えたときに、どんな台詞が出るのか、それを皆が本当に上手く表現してくれました。

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そして弦太朗に向けて手を差し出す賢吾。

弦太朗「賢吾…お前…」

賢吾「今度君に会ったら、これをしようと決めてた」

拳と拳のハンドアクションは弦太朗の友情の印。そしてがっちりと握り合うその手。

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その姿を見て「わぁ!」と歓喜の声を挙げるメンバー達。

ユウキ「やったやったやったやった!」

皆の目標の中心にいながら、心を開いてこなかった賢吾が初めて自分自身を預けた瞬間でもありました。俺は一人じゃない!そう思える信頼関係の成立。

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そしてもう振り切っちゃって逆にノリノリの賢吾クン。今迄の無愛想を詫びるかのように、今度は音頭を取り始めちゃったりします。やっぱ、ホント嬉しかったんだろうねぇ。

賢吾「よし!学園と地球の平和を守る仮面ライダー部、ここに正式スタートだ!」

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何だか観ていてホノボノするやら、またもや胸が熱くなるやら、もうここで最終回でもいいです的な感動シーンでした。

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そして最後は、やっぱ宇宙キター!で締める展開となります。何だかとてもいい話だったのよ今回。まあ1クールの最後と云う事もありますし、部員がこれで完全に揃い、プロローグが終わったような感じでもあります。ワンピースで言うと、次回からグランドラインに入るよと云うところでしょうか。

今回の珠玉はやはりユウキちゃんでしたねぇ。彼女のテンションが物語を色濃く押し包み、素晴らしいエピソードになった気がします。

巷では「いい最終回だったw」意見が多数出ておりましたが、それは今回のラストシーンがOPのこれと被るからってのもあるんでしょうね。

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この旗のもとに仮面ライダー部の物語は始まり、この旗のもとで終わるのだと今は思っています。まだまだ物語はこれからどんどんと展開していきます。今以上に素晴らしいエピソードをこれからも期待しますね。また頑張ってフォーゼのレビューをそのうち挙げようかと思います。

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