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2012年6月20日 (水)

20年前にとある少女が国連の環境会議の場で発した言葉

今日、店を開ける準備をしながらBGM代わりに流していたTVから、20年前にある12歳の女の子が国連の環境サミットでスピーチした、その内容の抜粋が流れてきました。

20年前。このニュースの事は知っていました。記憶にあります。内容も多分さっと目を通した筈。でも受け取る私の方が変わったのか、身につまされる環境に置かれるようになったからなのか、今回のその言葉はより深く自分の意識のなかに飛び込んできたようです。

要約すれば、

「元に戻す方法を知らないのなら、これ以上壊さないでください。子供たちに愛してると言うなら、それを行動で示してください。」

になるでしょうか。

検索して、その6分間のスピーチを訳してあると思しきサイトを見つけました。

http://d.hatena.ne.jp/ks1106/20120212

先方様に後ほど転載の許可をお願いする前提で、以下にその内容を記しておこうと思います。



こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。

エコというのは、子供環境運動(エンヴァイ ロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まり で、今の世界を変えるために頑張っています。貴方がた大人たちにも、ぜひ生き方を変えていただくよう お願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

今日の私の話には、ウラオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり株で損したりするのとは訳がちがうんですから。

私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子供たちのためです。世界中の飢えに苦しむ子供たちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。

太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。

呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。

父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠に戻ってはこないんです。

私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?

貴方がたは、私ぐらいの年の時に、そんなことを心配したことがありますか。

こんな大変なことが、ものすごい勢いで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるような呑気な顔をしています。

まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。でも、貴方がた大人にも知って欲しいんです。貴方がたも良い解決法なんて持っていないっていうことを。

オゾン層にあいた穴をどうやって塞ぐのか、貴方は知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、貴方は知らないでしょう。

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、貴方は知らないでしょう。

そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森を蘇らせるのか貴方は知らないでしょう。

どうやって直すのかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください

ここでは、貴方がたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。

あるいは、報道関係者政治家かもしれない。

でも本当は、貴方がたも誰かの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、叔母であり、叔父なんです。

そして貴方がたの誰もが、誰かの子供なんです。私はまだ子供ですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。

そうです50億以上の人間からなる大家族。いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分け隔てようとしても、このことは変えようがありません。

私は子供ですが、皆がこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。私は怒っています。 でも、自分を見失ってはいません。

私は恐い。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

それでも物を浪費し続ける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。物があり余っているのに、 私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのが怖いんです。

カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、 私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

二日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。

「僕が金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、優しさと愛情をあげるのに。」

家も何もないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、全てを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

これらの恵まれない子供たちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭を離れません。どこに生まれついたかによって、こんなにも人生が違ってしまう。

私がリオの貧民窟に住む子供のひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子供だったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドで乞食をしてたかもしれないんです。

もし戦争のために使われているお金を全部、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子供だけどこのことを知っています。

学校で、いや、幼稚園でさえ、貴方がた大人は私たちに、世のなかでどう振舞うかを教えてくれます。

例えば、

争いをしないこと

話しあいで解決すること

他人を尊重すること

散らかしたら自分で片付けること

ほかの生き物をむやみに傷つけないこと

分かちあうこと

そして欲張らないこと

ならば何故、貴方がたは、私たちにするなということをしているんですか。

何故貴方がたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。そして一体誰のためにやっているのか。

それは貴方がたの子ども、つまり私たちのためです。貴方がたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。

親たちはよく「大丈夫。すべてうまくいくよ」といって子供たちを慰めるものです。或いは、「出来るだけのことはしてるから」 とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。

しかし大人たちはもうこんな慰めの言葉さえ使うことが出来なくなっているようです。

お聞きしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか?

父はいつも私に不言実行、つまり、何を言うかではなく、何をするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかし貴方がた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。

貴方がたはいつも私たちを愛しているといいます。

しかし、私は言わせて貰いたい。もしその言葉が本当なら、どうか、本当だということを行動で示してください。

最後まで私の話を聞いてくださってありがとうございました。



大人にとって、とても耳や胸が痛くなる言葉に思えました。私は背景等は深く考えませんので、この言葉を彼女自身が全て考案したのかとか、その後の環境活動家としての言動などは、よく存じませんしあまり興味もありません。

ただ、自分が子供を育て、教え導き、諭し、躾ける立場になった今、何故、貴方がたは、私たちにするなと云うことをしているんですか?」「私たち子供の未来を真剣に考えたことがありますか?」の問いが、心底心の底に響くようになったと云うことなのだと思います。

奇麗事ではありますが、理想ってのは常に綺麗なものだからそこへ近付きたいと思えるんだよね。心のベクトルは常にそうした方向に向けていたいなと思った次第です。

※今はもう母となったセヴァンさんを筆頭にしたドキュメンタリー映画が各地で上映されているようです。↓

映画「地球のなおし方」公式サイト

http://www.uplink.co.jp/severn/

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コメント

そうですね

投稿: | 2013年4月20日 (土) 17:31

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