« 仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」レビュー(1) | トップページ | 仮面ライダー鎧武 第44話「二人の目指す未来は」レビュー »

2014年9月 7日 (日)

仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」レビュー(2)

F41863afw

してやったりの笑顔。自分以外は全て凡俗と思い込んでいる、強烈に肥大した自我の塊。言い換えれば他者への共感や社会性と云う機能がすっぽり抜け落ちた人間。

黄金の果実優先で舞を殺し、激昂する光実を軽くあしらい、にこやかな笑顔で光実のドライバーの自壊装置を作動させる凌馬。

彼にあるのは、ある意味では純粋な、自己の欲望の充足、我儘な子供の自我、肥大した自意識のようなものだけなんでしょうか。(よくネットで見かけるタイプかも)

それを象徴させる為のアイテムなのか、凌馬はある頃(ユグドラシル崩壊の辺り)からハーフパンツを好んで履き始めます。取り繕う社会性が必要がなくなった時点で、自分の好きな格好を選んだのでしょう。子供が大好きな半ズボン。

スーツで決めて表面だけは精一杯大人ぶってる光実と、ラフな子供っぽい格好の凌馬。ここで表されているのは、外見はどうであれ、両名ともが内面においては未成熟な子供のままであったと云う事だと思います。

光実の「力」の1つ、いや力の拠り処であったドライバーはこれで失われました。残ったのは歳相応の、そして気弱な本来の光実の姿のみ。彼は「子供」として「悪い大人(子供のままの大人)」に対峙するしかない事になります。

8a4516c0s

必死に凌馬に掴みかかろうとするも、子供のようにあっさりと蹴り飛ばされ続け、その首を締め上げられる光実。これは子供と子供の争いです。但し一方が圧倒的な力を持っている状態での。

凌馬「なあ、呉島の坊っちゃん、貴虎に教わらなかったのか?なぜ悪い子に育っちゃいけないか、その理由を。嘘つき、卑怯者…そういう悪い子供こそ…本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ!フハハハハ!」

Photo

…途轍もなく、辛辣で、悪辣で、怖い言葉。脚本家はこの一言を言わせたいが為に、この凌馬と云うキャラクターを動かしていたのかとさえ思ってしまう言葉。

思えば、この鎧武の世界は、凌馬とサガラの二人によって常に引っ掻き回されていたような気もします。(サガラは人間ですらなかったですけどね)

光実「結局 僕は…」

6947c3ac

このまま首を絞められて殺されるか、頚椎を折られる姿が光実の脳裏にも浮かんだのでしょう。全てを諦めた諦念と後悔のまま、殺されようとしていたその刹那、黄金の果実は保存瓶の中で光輝き、やがてその光は舞(オルタナティブ舞:金髪・オッドアイの少女)の姿へと変わりました。半透明で透けているのは実体ではないから。黄金の果実の力と融合した舞の精神体。

ちなみに、オルタナティブ(Alternative)とは二者択一・代替物・代案・既存のものと取って替わる新しいもの、の意。

凌馬「な…何だ、これは…?」

光実「舞さん…?」

69ce82a1s

Bdc001eds

舞の精神体は凌馬の身体をすり抜け、光実の下へ。

舞「ミッチ…もういいんだよ。そんな辛い思いをする必要なんてないの。私、決めたんだ。こんな悲しい結末にならないように精いっぱいの事をやってみる」

舞「これでお別れだよ。でもね…貴方と一緒に過ごした時間を私は決して忘れない」

光実「舞さん待って!舞さん!」

泣き崩れる光実と呆然と立ちすくむ凌馬。

凌馬「…何が起きたんだ…??」

0eefb73as

舞は既に黄金の果実の力を用いて時空間を遡り、過去へと警告に向かっています。サガラも同行しているが、渋々といった様子が見てとれる。ぐっさんの動きがやけにおっさん臭い。勝手に行かせればいいのものを、わざわざ同行するって事は単に興味津々なのか、或いは過去を変化させられる可能性を危惧しているのか。そんな様子はおくびにも出してませんが。

サガラ「おい!幾ら黄金の果実といったって、こいつは無茶すぎるぜ!」

舞「だからって諦めるよりはマシよ」

サガラ「時間の強制力は絶大だ。多分思い通りの言葉を喋ることさえ難しいぜ」

舞「構わない。ただ見過ごすくらいなら、私にできる精一杯の事をやる」

紘汰の前に初めてオルタナティブの姿で現れたあの瞬間、その時間の舞の姿と重なり合って存在している。一度行われた行為の中に潜り込み、もう一度別な言葉を発する為に。

【過去の紘汰の前へ】

舞「紘汰…」

紘汰『えっ?』

舞「分かって!」

紘汰『舞?』

3a75337fs

オルタナティブ舞『この先に踏み込めばもう二度と後戻りが出来なくなる。最後まで戦い続けることになる。世界を…』

舞「違う!違うの!もっと別の言葉を!」

時間の強制力の前では、強烈な流れの水流を手漕ぎの小船が遡ろうとするのと同様で、殆ど過去の文言を変える事すら出来ない。ただその瞬間にそこに滞在した行為を繰り返すだけだ。少しは何か出来ても、それは自分の思った通りの行動には決してならない。

裕也が姿を変えたインベスをその手で屠る直前に現れたその時も、ロックシードを外し剣に取り付ける闘い方を示唆していたように見えたが、同時存在の舞は「それは裕也なのよ!戦っちゃいけない!」と必死の思いで止めさせるべくロックシードを外し変身解除させようとしていたのだ。だが、若干何かが変わったとしても、過去に起きた事象を覆す事は出来ない。

【過去の光実の前へ】

オルタナティブ舞『もう二度と後戻りは出来ない。最後まで戦い続けることになる』

光実『でも、それなら舞さんは振り向いてくれるんでしょう?』

舞「このままじゃ…何も伝えられない!」

76ef60d8s

【過去の戒斗の前へ】

戒斗『俺は俺の道を選ぶだけ。運命など知ったことか!』

4948a72ds

舞「お願いよ戒斗…貴方このままじゃ死んじゃうの!」

A31cb8ba

舞は飄々とした表情のサガラにくってかかる。過去へと遡っても自分には何ひとつ成す事が出来ない!黄金の果実とやらの力を持っているのに!

舞「なぜ彼を戦いに駆り立てるの?英雄にふさわしい人は他に幾らでもいた筈でしょう?」

サガラ「いつもは誰が果実を掴むのか、見極めるのは難しい。だが今回は実に簡単だったぜ。あらかじめ未来からの干渉を受けてる奴が三人ほどいたからなぁ。お前が教えてくれたようなもんなんだぜ。今回のレースの本命を!」

ヘルヘイムに見初められた三人の男達。進化を促す意思は何を以ってこの男達を覇者の候補として選んだのか。(いや、無論、舞がちょっかい出したお陰で、未来からの干渉を受けてたのがこの三人だってバレたのはあるよ)

三人の男と云う言葉でやっぱちょっと引っ掛かったのが、当初のキーワードモチーフであった北欧神話に登場する三人の女神達。時間と関わる三女神。ウルド(過去)、スクルド(未来)、ベルダンディ(現在)。(ああっ女神さまっ!)この三女神の持つ意味が、三人の男達にも割り振られているような気もするのです。そして、名は体を表すかのようにそれぞれに付けられたその名前にも。

<駆紋戒斗>

「力」に乞い焦がれ、過去の憎悪に縛られ続ける事によってしか、今を見ようとしない戒斗はウルド(過去)を表しているのだと思います。「戒めと斗う(戦う)」、「戒めによって斗う」事から戒斗。そこには常に苦悶(駆紋)が付きまといます。そして一番重要な事、それは過去は決して変えられないと云う事です。

<呉島光実>

流れ的に主人公である紘汰が「現在」を指し示す様な気もしたのですが、以下の理由から光実がベルダンディ(現在)の位置にいると、ここでは解釈します。舞への執着とその喪失により、彼の心は今の時点から一歩たりとも前へ進む事が出来なくなりました。悔恨の情の堂々巡り。

ただ光実(現在)は過去と違い、未来への方向性を示す事が可能なのも事実です。名前そのものに「光(り輝く)実」を持つ彼は、新たなもう1つの黄金の果実を具現化する役割を与えられているのではないでしょうか。そして、その為の力はヨモツヘグリにより黄泉の一端と繋がった事とリンクしているのかもしれません。

舞が生きている世界、舞が幸せそうに笑っている世界、それだけ(自分は含まない)を取り戻す為に、彼は自分の命を使って黄金の果実を生み出し、未来である紘汰に託す、と云うのは考え過ぎでしょうか。種はそのまま使うのではなく、「蒔く事」で新しい命になるのだと考えます。私はこの光実が鎧武のお話の中で、自分にとって一番興味があるキャラクターなんだなとレビューを書いていて、ふと気付きました。

葛葉紘汰>

と、なると未来(ウルド)を示すのが主人公である紘汰。新たな世界、これから訪れる世界を構築する役割を持った者となります。

ヘルヘイムの森は多種多様な植物相に彩られているように見えました。その中でロックシードが生るのは「ツル科」の植物の様にも見えます。葛(ツル)葉はヘルヘイムの森そのものを表し、それを淘汰(紘汰)すると云う意味がこの名前に与えられているとしたら…。

そしてもう1つ、ヨモツヘグリが登場した事で、この物語には北欧神話やキリスト教だけでなく、日本神話までがフィーチャーされている事が分かります。ならば、ダンスを伏線として考えるのなら、当然、天岩戸のエピソードが出てくるとは思えませんか?神話と踊り。舞の名前も伊達に「舞」と付けられている訳ではないでしょう。

舞がアメノウズメであり、岩戸に隠れたアマテラスが紘汰、それを力で開けるタヂカラオは戒斗、狼藉を働いていたスサノオが光実とか。ちなみにスサノオはアマテラスの弟であり、後に改心してヤマタノオロチ(蛇=サガラ)を退治する英雄となります。ちょっと意味深でしょ。力に依って立つのが戒斗、信頼に依って立つのが紘汰、光実が依るのは…独善から無償の愛に変わるのかもしれません。

5ef1b2fcs

舞「私はどうすればいいの…」

無力感に苛まれながら時空間を彷徨い続ける事しか出来ぬ舞…。他に打つ手はあるのか。

D645e1c6s

一方、閉じ込められていた部屋を抜け出したペコ達から舞の救出を求められ、凌馬達の隠れ家である病院へと辿り付いた戒斗と湊耀子。

643ec681

66c3e573

そこで見たものは、呼びかけにも応えず子供の様に泣き崩れている光実と、手術台の上で冷たくなっている舞の身体、そして一心不乱にガラスや壁を使って計算式に没頭している凌馬の姿。ちょっと湯川先生入ってますか。

凌馬「(ブツブツ)空間跳躍…エネルギーは何処から?いや素粒子の動きが問題か…」

戒斗「説明をして貰おうか!」

凌馬「(イラッ)今、考え事をしてるんだ。邪魔しないでくれるかッ!ううっ…!一度は黄金の果実を手に入れたんだ。一体何処に行ったのか今すぐ突き止めなくては…放っといてくれ」

湊「戒斗…あの子はもう…」(力なく首を振る)

戒斗「そうか……貴様だけは…!」

6d92b47bs

何が起きたのかはよく分かっていない。ただ、舞がこの部屋で死んでいる事の理由がこの男にある事だけは明白に理解出来た。ゲネシスドライバーを取り出し、変身しようとする二人。

<レモンエナジー!>

凌馬「こうも馬鹿ばかりだと世界が滅びるのも当然だな」

31d7c69fs

先ほどまでの興奮した計算の様子とは打って変わり、つまらなそうな冷酷な表情で淡々と戒斗と耀子に向けキル・プロセスの信号を送る。光実のドライバー同様、彼らのゲネシスドライバーも突然火花を噴き出し、床に落ちる。これでこの世に残存するゲネシスは凌馬の持つベルトだけと云う事に。

凌馬「フンッ!湊くんなら気付いてても良かったろうに。いかにも私のやりそうな事だろ?」

戒斗「ならば!」

26bd67e1s

旧型である戦極ドライバーを取り出し、バロン:バナナアームズへと変身する戒斗。

凌馬「ハッ!確かに古い戦極ドライバーにはブレイカーは仕込んでないよ。そもそも必要が無いからね…変身」

4c4dedf0s_2

スペックが同等のゲネシスドライバーの存在は確かに脅威になり得る。だから自分の意思ひとつで自壊させられるキル・プロセス機能をこっそり組み込んでおいた。ロースペックの旧型である戦極ドライバーの能力は端から問題にならない。簡単に制圧できる。唯一の想定外がカチドキロックシード+戦極ドライバーによる極アームズのみ。だから紘汰を執拗に狙っていた事が今回明白になりました。

56992c34s

<レモンエナジーアームズ>

デュークに変身した凌馬は圧倒的な戦力差でバロンを蹂躙します。初期を除き、バロンはほぼ毎回誰かしらにボコられるようになっていきました。足りない力への渇望、負ける事への怒り、そういったものは、澱のように戒斗の中に積み重なっていったのだと思います。

凌馬「唯一の脅威は妙なロックシードを使って古いドライバーのまま強くなっていた葛葉紘汰だけだったんだ。だが、それも光実くんが排除してくれた」

戒斗「何!?」

凌馬「もう私に怖いものは無い」

<ロックオン>

凌馬「駆紋戒斗くん、失せろ」

18f340da_2

興味も無さそうな素振りでとどめの攻撃を浴びせる凌馬。苦鳴と共にバロンの変身は解け、戒斗はボロ屑のように転がります。またしても勝てない、勝たなきゃならない時ですら!外れたベルトを拾い上げようとするも、ヘルヘイムで受けた傷痕が緑色の光を放ち、その余りの激痛にベルトを取り落としてしまう。

9eeb58ccs

D3f1936a

その様子に研究者としての興味が湧いたのか何の躊躇もなく戒斗に近付き、その包帯を外して傷痕を観察する凌馬。既に戒斗に反撃する余力など残っていない事も理解している。

凌馬「おいおい、この傷はとっくに手遅れのレベルじゃないか。しかしよく動けたもんだ」

戒斗「痛みには慣れてる。この程度の痛み…どうという事はない!」

凌馬「HAHAHAHA バカッ!意志の力でどうにかできる苦痛ではないだろう」

戒斗「いいや…ガキの頃から俺はずっと耐えてきた!弱さという痛みにな!」

3b8d649e

そばにあったヘルヘイムの果実をもぎとる戒斗。

湊「戒斗!」

凌馬「何するつもりかね?」

戒斗「俺の体にはとっくにヘルヘイムの毒が廻ってる。どうせこのまま死ぬだけだ。惜しい命じゃない…」

湊「あなた…まさか…」

戒斗「あんたも実験は大好きだろう?ここまで毒に慣れた俺がコイツを喰ったら一体どうなるか!」

凌馬「正気か?貴様!」

戒斗「ハハハ…初瀬と同じくらいにはな!」

D27ed8c3

ヘルヘイムの果実を口にし、そしてインベスへと成り果て、鎧武に殺されなくてはならなかったかつての仲間、仮面ライダー黒影でもあった初瀬の名をここで出す戒斗。その思いは如何なる処だったのでしょうか。案外、自分に対する皮肉だったのかもしれません。

2d0eddf8s

そして果実を貪るように齧ると、戒斗の身体は植物に覆われ、緑色に輝きながら様々な変化を繰り返していきます。

Afc26535

苦悶の声に包まれる戒斗。

9d0efd77s

8bd2b8fds_2

その声がやんだ時、そこには新たな生命体が佇んでいました。ヘルヘイムを統べる力を持った新たなオーバーロード、ロード・バロンとして。

戒斗「これが…ヘルヘイムの力…世界を蝕み…染めあげる力!…フフ…ハハハハ!!」

69107bff

その変貌に驚く凌馬。

凌馬「意識を…保ってる?バカな…。化け物めッ!許さん…許さんぞッ!私のドライバーに頼らず人間を越えるなど!変身!」

戒斗「成る程…それが貴様のこだわりか…案外つまらんプライドだな」

7d637eec

変身し、再びバロン(男爵)にむかっていくデューク(公爵)。ただバロンは既にロード(支配者)・バロンへと下克上を果たしました。今度はデュークが嬲り者にされる番が来たようです。力強き者は更に強い者によって蹂躙される…。一切の攻撃を受け付けずに、逆にデュークは周囲の壁や床やあらゆる場所に叩き付けられ、放り出され、ヘルヘイムの植物に身体を拘束され、強制的にロックシードを外されて変身を解除させられた後、その首をバロンに握られる事になります。つい先ほどまで自分が光実に対して行っていたように。

凌馬「うわっ!うわー!」

A5665da6s

8c61ba55s_2

戒斗に看破されたように、凌馬が拘っていたのは自分の価値が全ての人間より上である事、他人を見下せる自分である事、そんな幼児的な欲求に基づいた底の浅い(本人はそうは思っていない)歪に膨れ上がった自尊心でした。

凌馬「私の才能が…研究が…唯一価値のあるものなんだ。この世界の真理なんだ!!」

戒斗「貴様の真理など…机上の空論。だが、俺の真理は…この拳の中にある!」

Be6b6133s

その握り締めた拳は力の限り凌馬にブチ込まれ、その勢いのまま飛んでいった凌馬はコンクリート壁に激突し、童夢のあのシーンを彷彿とさせるようなめり込み方で壁に穿たれたクレーターの中心に収まると悶絶。しかし、位置関係から見るともの凄くカーブしましたね。回転かけました?

Be05815cs

しかし、この光景を見ていると、丁度放送時にTwitterで旬なネタだったこれを思い出しますね。(一例です)

「あの声優も処女じゃないらしいぜ!」「裏切りだわー!ファンへの裏切りだわー」アニメ声優に処女を求める気持ち悪い童貞オタク達の会話!そこへバイオゴリラが襲いかかる!処女厨をすりゴマの様にすり潰し、野生の雄叫びを上げる!「ジャングル シソン ノコサナイ シンデルノト オナジ」

これに当て嵌めると、戒斗さんは「コノ ジャングル チカラ ツヨイヤツ イキノコル」で、実際に森に住んでたこと無いのにジャングルの掟を語るバイオゴリラの様なものであって、これを「バイオゴリラ理論」、略して「バ論」とする意見には私も賛成です。

Photo

あと個人的に受けたのは↑こちらでした。https://twitter.com/hmmr03/status/505859426708779008?p=v

Cfec25a6s

めり込んだコンクリートから落ちた凌馬は髪もザンバラになり、全身ボロ雑巾の様な有様に変わり果てました。生身の身体をあの威力でコンクリートに叩き付けられた訳ですから、全身の骨は骨折、内臓も殆ど破裂しているでしょう。もはや立つ事すらおぼつかぬプロフェッサー。

凌馬「クッ…フハ…ハハハ…そんな姿になり果てて永くもつものか。いずれ貴様は破滅する!それが貴様の…運…命…」

A8dd28d8s

最後に捨て台詞を残し、足をもつれさせると屋上から落ちていく凌馬。悪い子供はまだ良い大人に許して貰える事があるけれど、悪い大人に待つのは無様な死しかないんだと云う強烈な最期。プロフェッサー凌馬。本当に良いキャラクターでした。

戒斗「果たしてどうかな?俺は誰にも屈しない。俺を滅ぼす運命にさえも!」

D3aac7fd_2

人間態に戻る戒斗。傷も落ち着いた状態に戻りました。死ぬほどの苦悶を経てヘルヘイムに適応したその姿は元の人間なのでしょうか。それともオーバーロードの力によって擬態しているだけなのでしょうか。どちらにしろ、戒斗は己の望むものをとうとう手に入れました。運命にさえ抗えるかもしれない力を。

589cb502

不安げな表情のまま、凌馬の遺品でもある落ちていたゲネシスドライバーを手にする湊耀子。それは残された最後のゲネシス。湊はこれを使う事になるのでしょう。戒斗と行動を共にする為に。戒斗の力となる為に。彼女の運命もまた戒斗に飲み込まれていきます。

67b26012

そして紘汰は真っ白な羽の中に静かに埋もれたままの状態。瀕死なのか既にその命は止まっているのか…彼を「呼び戻す」為の誰か、何かが必要です。それは次回、語られる事となるのでしょうか。

【次回予告】

657c4780

この映像を見る限り、戒斗は新しきヘルヘイムの王として君臨するつもりの様です。そしてそれに付き従う湊。凌馬のゲネシスドライバーもやはり使うようですね。何か仕掛けがしてなければ良いのですが。

A09a43be

そして復活の紘汰?

78d74b92s

Bwnrhp6cyaainzg

この二人はやがてこのように「未来」と「過去」として決着を付けなければならないのでしょうか。物語は最後のクライマックスへ向かいます。

※ふー、何とか次回放送までにレビューUP間に合いました。とはいえ、5時間半後にはもう第44話の放送が始まるんですけどね(現時刻am2:40)こりゃ明日はリアルタイムは厳しいか?

あと感心したご意見を見かけましたのでこちらもご紹介。

Tw

https://twitter.com/DAIGATANA/status/506443908830593024?p=v

|

« 仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」レビュー(1) | トップページ | 仮面ライダー鎧武 第44話「二人の目指す未来は」レビュー »

仮面ライダー鎧武」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/465413/57288520

この記事へのトラックバック一覧です: 仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」レビュー(2) :

« 仮面ライダー鎧武 第43話「バロン 究極の変身!」レビュー(1) | トップページ | 仮面ライダー鎧武 第44話「二人の目指す未来は」レビュー »